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写真のこと。カメラのこと。貴方の「+」になれるブログを目指して...。

トヨタ産業技術記念館へゴールデンウィークに行った。カメラ好きパパの感想。撮影機材など。

愛知県名古屋市内にあるトヨタ産業技術記念館。自宅から1時間程で行ける事もあり、そのうち行くか…と思ってました。でも正直あまり期待してなかったのでスルーしてたんです。いや~完全に裏切られました!

楽しい!おすすめ!

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 僕と同じ思いでスルーしているあなた!ぜひ行ってみて下さい。カメラを持って! 

 

 

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交通アクセス

名古屋市西区則武新町4丁目1番35号
TEL:052-551-6115  

MAP

 

車で行きました。ゴールデンウィークだったので開館の9:30に到着するように出発。時間が早い事もあり混雑せずに予定通り到着しました。遅くなると混雑するかも。早めに出発した方が良いと思います。 

車載ナビに頼って行きましたが、入口じゃない所に案内されました。航空写真で入口を確認しておいた方が良いかも。ネッツトヨタ中京の横です。

電車で行く方は、名鉄名古屋本線の栄生(さこう)駅から徒歩3分ほどで到着します。 

 

 

 

トヨタ産業技術記念館とは

トヨタ産業技術記念館は、1994年6月、名古屋市西区・栄生の地に開館しました。往時の様子をとどめる豊田自動織機製作所栄生工場(豊田紡織より移譲)を産業遺産として保存しながら、近代日本の発展を支えた基幹産業の一つである繊維機械と、現代を開拓し続ける自動車の技術の変遷を通して、日本の産業技術史について次代を担う人たちへ系統的に紹介するための施設です。

織機の発明に一生を捧げた豊田佐吉。その長男として自動車製造に取り組み、トヨタ自動車工業を創業した豊田喜一郎トヨタ産業技術記念館は、豊田佐吉が『發明私記』にも記した飽くなき「研究と創造の精神」と、自動車の国産化に挑んだ喜一郎が情熱を注いだ「モノづくり」の大切さを、広く社会に伝えることを基本理念として活動しています。

設立の目的 | トヨタ産業技術記念館より引用

 

 小難しいお話は置いといて、大事なポイント。

トヨタグループの共同事業として設立」です。

 

行って思った事、コスパ良すぎでしょ!

絶対赤字ですよね?トヨタグループの支援がなかったら経営成り立ちませんよね??と聞いてみたい。それぐらいのお得感があります。

 

それではカメラ好きのパパから見た、トヨタ産業技術記念館のおすすめポイントを紹介します。

 

おすすめポイント 

駐車場無料

名古屋市内なのに無料!普通車220台が停められます。 これで時間を気にせずにゆっくりと見学できます。到着が早かった事もあり駐車場は空いていましたが、帰りには満車でした。ゴールデンウィークだから当たり前か…)

 

入館料が安い

大人 500円 / 中高生 300円 / 小学生 200円 です。

これだけで一日中 楽しめました。

さらに小学生は入館無料期間があります。

春休み 3月24日(土)~4月8日(日)
夏休み 7月21日(土)~9月2日(日)
冬休み 12月22日(土)~1月6日(日)

 

正面入り口から入った所でチケットを購入できます。土日祝日はすぐ近くのテクノランドの入口で入場予約、整理券を配布しています。一緒に貰っておきましょう。テクノランドについては後で紹介します。  

開館時間は午前9時30分~午後5時(入場受付は午後4時30分まで)

休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)です。 

 

コインロッカー完備

数カ所に分かれていますが100個近くあったと思います(コインロッカーの場所は、館案内・マップを参照下さい)

大容量のロッカーも多数あります。特に電車で来た人は不要な荷物を預けて見学できるので楽チン。100円を入れて鍵をかけるタイプで、荷物を取出す時に100円は返却されます。

 

見どころ満載

繊維機械館

エントランスロビーに入ると豊田佐吉が発明した「環状織機」が展示されています。

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立体的に布を織るなど独創的な技術が数多く使われており「研究と創造の精神」のシンボルになっています。ここに繊維機械館の入口があります。

 

入るとすぐに「産業と技術」コーナー。トヨタグループ発祥の地、旧豊田紡織本社工場の模型や歴史映像が紹介されてます。

 

そのまま進むと繊維機械館。

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動力の変遷を紹介するコーナーや、紡ぐ・織る機械が約100台展示されています。一つ一つ見て回ると技術の進歩が実感できます。

 

それだけではありません。説明員の方が実演や説明をしてくれます。 糸を紡いだり、布を織るところを目の前で見る事ができ、子供達は夢中で見聞きしてました。

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僕は…説明員の方すみません。全く聞いてません。ガン無視です。でも良いんです、夢中で写真を撮っていたから。写真は後ほど紹介。 

 

順路に沿って進むと金属加工の実演コーナー。「鋳造」「鍛造」「切削」の技術について分かりやすく説明しながら実演してもらえます。

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次は自動車館ですが、テクノランドの入場時間になったのでUターン。

 

テクノランド

順路で行くと一番最後ですが、土日祝日、春夏冬休み等は入場制限があります。

各時間、先着150名限定。

入場時間

①  9:30~10:50
② 11:00~11:50
③ 12:00~12:50
④ 13:00~13:50
⑤ 14:00~14:50
⑥ 15:00~15:50
⑦ 16:00~17:00

①の時間で遊んでから見学するのが一番良いと思います。

入場予約の時には①の時間も空いていましたが、勝手が分からず②にした結果のUターン(繊維機械館からなら1~2分程度で戻れますが…)

順路に従って最後に遊ぶなら⑥辺りが良いかもしれません。

 

テクノランドには様々な遊具がありますが、全て繊維機械や自動車に使われている原理や仕組みが取り入れられたオリジナル遊具です。

 

水で糸を飛ばすウォータージェット織機の原理を使って光る的を狙う遊具

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車のエアコンの仕組みを利用して、自転車をこいで樹氷をつくる遊具

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他にも沢山あり、あっという間の時間でした。

小学生未満の子供にはキッズコーナーがあったり、図書コーナーがあったり、遊具で遊べない小さなお子さんでも、十分楽しめそうです。

 

自動車館

パートナーロボットの展示横が自動車館の入口。

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まずは自動車事業創業期のコーナー。

繊維機械から自動車事業へと挑戦していったモノづくりの足跡が展示されています。ここでも説明員の方が分かりやすく説明してくれます。僕は…やはり夢中で写真撮影。

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 試作ボデーの製作風景とか

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G1型トラックのエピソード風景 とか

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そして目の前に広がる景色に圧倒されます。

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次は自動車のしくみと構成部品のコーナー

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エンジン、トランスミッション、ブレーキ、ステアリング、シャシー、ガラス、ボデー、ランプなど車を構成する部品の変遷、技術の進歩が展示されてます。

ボタンを押すと動く展示物や、映像で分かりやすく説明している展示物まであります。

子供たちは興味深く全てのボタンを押して回っていました。

 

次は開発技術のコーナー。

材料開発技術、デザイン・設計技術、試験・評価技術など自動車技術の進歩を展示してあります。ここにも説明員の方がいて丁寧に説明してくれます。

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生産技術コーナーでは、自動車の大量生産がスタートした昭和10年代のトヨタ最初の工場(挙母工場)の一部が再現されていたり

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鋳造、鍛造、機械加工、プレス、塗装、組立の生産工程が再現されています。

ここでも説明員の方がいて機械を動かしながら説明してくれました。大きな機械が動くと床が揺れる程の迫力に大興奮!自分で操作できる機械もあります。

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4代目プリウス用に導入された自動溶接組付装置の動態展示。カッコいい!

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そして中学生以下の子供には無料で製作できるアイテムが3種類あります。すべて生産技術を利用して自分で製作します(ボタンを押すだけですが…)

 

①メダル製作

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プルバックカーの部品製作。この後自分で組み立てます。 

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③車のキーホルダーは曜日によって色が変わるようです。 写真撮り忘れた。

 

 

他にも紹介しきれない程の展示物があり大満足でした!

 

 

撮りどころ満載 

これですよ、これ!自称カメラ好きパパですから。写真映えしそうな被写体(物)が沢山あります。施設内が広いので人もまばら。撮りやすい環境。僕以外にも撮影目的っぽい人がチラホラいました。

機材選択は? 

暗いコーナーが多いので高感度に強いカメラ、明るいレンズがおススメ!

僕は使用した機材は

・5D MarkⅢ+50㎜F1.4art & 85㎜F1.4art

・EOSM3+15-45mm F3.5-6.3 IS STM 

5D MarkⅢ+単焦点レンズはいつものスタイル。50㎜の方が使い易かった印象です。

15-45mm F3.5-6.3 IS STMは明るくないですが、広角撮り+手振れ補正でカバー出来ます。ここまでの紹介で使用した写真は殆どこのレンズです。 

 

 写真紹介

それでは最後に適当に撮った写真を載せときます。行かれる方はぜひぜひ僕が取った被写体を探してみて下さい。機材と設定も参考までに載せときます。

 

5D MarkⅢ+50㎜F1.4art   ISO200_F2.8_1/80秒

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5D MarkⅢ+50㎜F1.4art   ISO200_F3.2_1/60秒

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5D MarkⅢ+85㎜F1.4art   ISO200_F4.0_1/100秒

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5D MarkⅢ+85㎜F1.4art   ISO200_F2.8_1/80秒

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5D MarkⅢ+85㎜F1.4art   ISO200_F2.8_1/80秒 

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5D MarkⅢ+85㎜F1.4art   ISO400_F1.4_1/125秒 

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5D MarkⅢ+85㎜F1.4art   ISO640_F4.0_1/80秒

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5D MarkⅢ+85㎜F1.4art   ISO400_F2.8_1/80秒 

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5D MarkⅢ+85㎜F1.4art   ISO500_F4.0_1/60秒

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5D MarkⅢ+85㎜F1.4art   ISO320_F2.8_1/60秒 

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まとめ

いかがでしたか?ここでは紹介できなかった館内施設も多数あります。

(詳しくはリンクのホームページをご覧下さい)

リーズナブルな料金、綺麗に整備された館内、豊富な展示物、館内のいたる所で丁寧に説明してくれる説明員、無料で製作できるアイテム、

コスパ良すぎでしょ?

車好き、機械好きなら開館から閉館まで十分楽しめる施設だと思いました。

 

今度の休みにレッツゴー! 

 

 

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