【ぶらり撮影記】再び愛知牧場でコスモスを撮影してきた。
またまた愛知牧場に行ってきました。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 前回の記事はこちら ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
今回の目的は EF70-200㎜ F2.8L ISⅡ USM の性能テスト。
前回気になった2線ボケ。
あとはAF精度と色乗りを確認したくて行ってきたので紹介します。
ではスタート!
前回の撮影でチョット気になった2線ボケ!
ズームレンズとはいえ高級レンズなのに??どこか悪いのか?
と心配になって、他の方の作例など調べてみました。
どうやら2線ボケは出るようです。購入する前に調べとけって話はおいといて……。
僕の手持ちのレンズだと、EF135mm F2L USM と同等かチョット出にくい位らしい。
とりあえず不良品ではなさそうで安心。
という事で
2線ボケをコントロールする為に 発生条件を探っていきます。
画角は全て2線ボケが分かりやすいテレ端、絞りは開放で撮影してます。
ピントはヒマワリ。
1m程後ろのコスモスの茎に 少し2線ボケが出ていますが
前回ほど気にならない。
この日は曇り空だったのも影響しているか?
ボケの中心と周辺で明るさが違う特性が2線ボケの原因だったはず。
って事は、ボケる前の茎に明暗差が大きいと2線ボケが目立つ傾向?
曇り空の様な明暗差が出にくいフラットな光なら目立たないのかも。
別ショット。
雲の間から光が差し込んだ瞬間です。
こちらもピント面から1m程後ろ辺りの茎に2線ボケが出てます。
こちらの方が気になる気がする……。どうでしょう?
玉ボケも2線ボケ(リングボケ)になってます。
リングボケの発生条件は、茎などの2線ボケよりコントロールしやすいのと
この煌びやかな感じ、僕は結構好きなので触れないでおきます。
こちらも光の状態は同じですが、2線ボケが出ていたピント面の1m後ろ辺りに
茎が写らないようにしてます。2線ボケ気になります?僕は大丈夫です。
ピント面近くのボケはじめ辺りに 怪しい茎が大量にありますが、ここは大丈夫そう。
そして大きくボケてしまえば関係ないので遠くも気にしなくて良いですね。
注意するのは、ボケが大きくなる辺りに明暗差がある長細い物がないか?
で良さそう。
こういう被写体だと2線ボケを気にしなくて良いですね。
この位のリングボケ、雰囲気が好きなんです。
ボケがうるさいって方もいるとは思いますが......。
ボケの質はどうでしょう?
前ボケがイマイチってレビューも見ましたが、僕程度であれば良いかな?
むしろ前ボケ綺麗じゃん!って印象。後ボケも健闘してる方では?
SIGMAの単焦点 85㎜ F1.4art や EF 135mm F2L USM に比べると
チョット硬いですが 比べる相手が悪い。
もう一枚。後ボケはチョット硬いかな?って印象です。
次はAF精度を見てみます。
5D MarkⅢとの組み合わせだと、停止している被写体なら
どの測距点でもピントを外す事は無い印象でした。
では動き物はどうでしょう?
ピントは中央上のコスモスに合わせてます。
この日は風が強くてコスモスが かなり振られていました。
5ショット程AIサーボで追従を見てみましたが、全部ジャスピン!
他のレンズとは明らかな違いを実感。素晴らしいです!
最後は色乗り。
とても良いです。派手なだけじゃなくて深みのある色だと感じました。
感じ方には個人差があると思いますので画像で判断して下さい。
前回の記事で紹介した作例は、色味とかも結構いじってましたが
今回は全て撮ったままです。
積極的に色を撮りたくなるレンズじゃないですか?
まとめ
2線ボケ
明暗差のある長細い物がピント面の後方付近(被写体との距離で変わりますが1~2m位だと思います)に写らない様に気を付けるべし!
AF精度
良い!安心して使えます。どんどん動体を撮るべし!
色乗り
ハッとする様な色が出ます。良い!積極的に色を撮るべし!
撮り足らなかったので別の場所に移動してテストを続けます。
次回は鞍ヶ池公園!
では!